国内における林野火災は、例年春に多く発生しております。
春に林野火災が多いのは、枯葉が散乱し下草も枯れているところに、降水量が少なく空気が乾燥し、強風が吹きやすい等の火災が発生しやすい気象条件に加え、たき火や火入れを行う時期であることが考えられます。
遠賀郡内でも、たき火や火入れが原因となり林野火災が発生しています。
次のことに注意して、火災を起こさないようにしましょう
【注意事項】
1 風の強い日にはたき火をしない。もし行う場合は風向きに注意する。
2 一度に大量に燃やさず、少しずつ燃やす。
3 水バケツなどの消火用具を必ず用意する。
4 飛び火の警戒、残火処理を確実に行う。
5 焼却中は現場を離れない。
6 煙や灰がご近所迷惑にならないように配慮して行う。
※以上のことを守って焼却を行ってください。
※林野火災の発生原因を見ると、「たき火」や「火入れ」、「たばこ」などが多く、人間の不注意が原因となっていることが分かります
│焼却行為について
遠賀郡内の各町においては、廃棄物の焼却行為は一部の例外を除き禁止されています!
【焼却禁止の罰則の例外】
1 産業廃棄処理基準に従って行う廃棄物の焼却
2 他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却
3 国又は地方公共団体がその施設の管理のために行う廃棄物の焼却
『河川敷の草焼き(河川管理者)、道路側の草焼き(道路管理者)』
4 震災・風水害・火災等の災害の応急対策、復旧等のために行う焼却
『凍霜害防止のための稲わらの焼却、災害等の応急対策』
5 風俗慣習上又は宗教上の行事を行う為必要な廃棄物の焼却
『正月の門松、しめ縄を焼く行為(どんど焼き)等』
6 農林漁業を営むためにやむを得ないものとして行う廃棄物の焼却
『焼き畑、畦の草及び下枝の焼却、漁網にかかったごみ焼却等』
7 たき火その他日常生活上通常行う廃棄物の焼却で軽微なもの
『たき火、落ち葉焼き、キャンプファイヤー等』
Comments