1 住宅用火災警報器
*不具合の内容
表示されている電池の寿命よりも極端に短い期間で電池切れを生じる。
*原因について
製造過程における何らかの不備による可能性が高いと考られる。
*本件に該当する疑いのある製品について
※販売元事業者及び製品名
マックス(株)住宅用火災警報器「火無安全」
①KK-DS40-10(煙感知 電池式 10年寿命)16,470個
②KK-DS40-20(煙感知 電池式 2年寿命) 1,865個
③KK-DH40-10(熱感知 電池式 10年寿命) 7,204個
④KK-DH40-2(熱感知 電池式 2年寿命) 143個
越智産業(株)住宅用火災警報器 「カチッ!とくん」
OK-DS01-10(煙感知 電池式 10年寿命)13,020個
*回収対象製品の流通状況
回収対象製品のうち、マックス(株)取扱いのもの約8,700個については、店頭販売により、最終的な購入者が把握できていない恐れがある。
これ以外のものについては、建設会社等への販売であり、取引先を通じて最終的な購入者を特定し、回収・交換を進めるとのこと。
【マックス株式会社及び越智産業株式会社の対応状況について】
ユーザー等には別添の注意喚起チラシ等を配布するとともに、ホームページ上でも公表し、ユーザー等から連絡があった場合及び設置場所等を把握している対象製品については順次交換作業が進められている。また、対象製品の詳細等、本件に関する問い合わせについては以下の問い合わせ窓口が設置されている。
問い合わせ先は以下
【両社共通】 火災警報器お客様相談ダイヤル 電 話 0120-301-359 FAX 03-3669-8135 受付時間 月~金(祝日・指定休日を除く)9:00~17:30 【マックス株式会社】 URL: http://www.max-ltd.co.jp/ 【越智産業株式会社】 URL: http://www.ochisangyo.co.jp/
3 エアゾール式簡易消火具
当消防本部管内でエアゾール式簡易消火具が破裂した事案が発生しました。ヤマトプロテック株式会社製で2001年(平成13年)11月から2002年(平成14年)7月に製造された「ヤマトボーイKT」と「FMボーイk」が対象商品となります。
詳細につきましては、ヤマトプロテック株式会社までお問い合わせ下さい。 お客様相談窓口 フリーコール 0120-801-084 受付時間・月から金(祝日を除く)午前9:00~午後5:00 ホームページ http://www.yamatoprotec.co.jp/
4 電動アシスト自転車用バッテリー
5 ノートパソコン用バッテリーパック
*不具合の内容
充電、放電を繰り返すことにより絶縁性が失われ、異常過熱して発火する恐れがあるもの。
*原因について 電池の加工工程において微細な導電性異物が負極材に付着したことによると考られる。
*お問合せ先
【パナソニック株式会社】
電話番号 0120-870-163
URL http://askpc.panasonic.co.jp/info/160128.html
【経済産業省リコール情報】
URL http://www.meti.go.jp/product_safety/recall/file/160128-1.html
~様々な用途に用いられているリチウムイオン電池火災が増えています~
携帯充電器(以下「モバイルバッテリ」という。)、スマートフォン、タブレットPC、電子たばこ、ノートパソコンなどに使用されているリチウムイオン電池を充電中又は使用中に出火する火災が増えています。
●リチウムイオン電池とは?
リチウムイオン電池は、小型で大容量の電力を必要とする製品に使用されています。 一般的に使用されているニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などに比べて高容量、高出力、軽量という特徴があります。
●火災発生状況 1 充電池の仕様に応じた設定で充電しなかったため、過充電となり出火した。
2 専用(対応型)充電器を使用しなかったため、過充電となり出火し
3 廃棄する際に分解していて、外力により損傷し出火した。
4 スマートフォンのイヤホンジャックの清掃や、電池の交換修理をする際に、鋭利なもの
を差し込んだため内蔵充電池が損傷して出火した。
5 社告・リコール品を使用していて出火した。
6 経年使用による劣化で出火した。
7 電池、制御装置等、製品の不具合により出火した。
●火災を防ぐためには? 1 各機器を購入した時に附属されている充電器やメーカー指定の物を使用しましょう。
2 接続部が合致するからといって、充電電圧を確認せずに使用するのはやめましょう。
3 膨張、異音、異臭など異常が生じたものを使用するのはやめましょう。
4 充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどの異常があっ
た際には使用をやめて、メーカーや販売店に相談してください。
5 廃棄の際には、事業団体が回収するリサイクルへ出しましょう。
●もし発火したら!
電池から火花の飛び散っている時には近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに、119番通報してください。
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