○ 救急車を上手に利用しましょう!

遠賀郡は、人口約9万2千人に対して4隊の救急隊で運用しています。つまり、救急車は「限りある資源」という事になります。
ここ数年の救急件数は上の図で示す通り、年間5,000件を超え、10年前と比較しても1,000件程度増加しています。また、救急車が現場に到着するまでの時間も年々長くなっており、この状況が続くと一刻を争う重症患者の救急搬送に支障が出かねない状況になってしまいます。
救急車を本当に必要とする方に譲る気持ちを持って、みんなで上手に有効活用しましょう。
それでは、救急車が本当に必要な場合とはどんな時なのでしょう?
○ すぐに救急車を呼んでほしい時とは!
次のような症状が見られた時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!
意識がない、またはおかしい
突然の激しい頭痛
顔半分が動きにくい、ろれつがまわりにくい
突然、片方の腕や足に力が入らなくなる
突然の激しい胸痛、胸が締め付けられるような痛みが2、3分続く
胸や背中の痛みが移動する
窒息
けいれんが止まらない
大量の出血を伴う外傷
広範囲のやけど
顔色が明らかに悪い
その他、普段と明らかに様子が違う場合など
詳しい症状については、こちらをご覧ください。
救急車利用リーフレット(画像をクリックすると拡大表示されます。)
上記の他に、詳しく掲載されているマニュアルがありますので、参考にして下さい。
○ 救急車利用の判断に迷った場合は?
休日及び夜間で病院を受診した方が良いのか?病院を受診するなら救急車を呼んだ方が良いのか?自分で行った方が良いのか?など、急な病気やケガをしたときの判断に迷う場合は、こちらをご覧ください。
その他、ご自身で救急受診について判断できるガイドもありますので参考にしてください。
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