地震!その時に備えて
- 遠賀郡消防本部
- 5月17日
- 読了時間: 3分
~初めに~
地震が発生したとき、被害を最小限におさえるには、一人ひとりがあわてずに適切な行動をすることが極めて重要です。
そのためには、みなさんが地震について関心を持ち、いざというときに落ちついて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが大切です。

1.一般住宅 自宅での基本的事項
丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、机などの脚をしっかりと握りましょう。また、頭を座布団などで保護して、揺れが収まるのを待ちましょう。
● 突然大きな揺れに襲われたときは、まずは自分の身を安全に守れる ように心がけましょう。
● 戸を開けて、出入り口の確保をしましょう。
● 棚や、棚に乗せてあるもの、テレビなどが落ちてきたりするので、
離れて揺れが収まるのを待ちましょう。
● あわてて戸外に飛び出さないようにしましょう。

引用:消防庁 防災マニュアル
2.一般住宅 寝ているとき
揺れで目覚めたら寝具にもぐりこむかベッドの下に入れる場合はベッドの下に入り、身の安全を確保しましょう。
● 暗闇では、割れた窓ガラスや照明器具の破片でけがをしやすいので
注意をしましょう。
● 枕元には、厚手の靴下やスリッパ、懐中電灯、携帯ラジオなどを置い
ておき、避難が出来る準備をしておきましょう。
● 寝室には、倒れそうなもの等を置かないようにし、頭の上にものが
落ちてこない所に寝ましょう。

引用:消防庁 防災マニュアル
3.一般住宅 トイレ・お風呂
揺れを感じたらまずドアを開け、避難路を確保し揺れが収まるのを待ちましょう。
● 風呂場ではタイルや鏡、トイレでは水洗用のタンクなどが落ちてくる
ことがありますので注意しましょう。
● 入浴中は鏡やガラスの破損によるけがに注意しましょう。
● 浴槽の中では、風呂のふたなどをかぶり、頭部を守りましょう。
● 揺れが収まるのを待って避難しましょう。

引用:消防庁 防災マニュアル
4.一般住宅 台所
まずは、テーブルなどの下に身を伏せ、揺れが収まるのを待ちましょう。
● 無理して火を消しに行くと調理器具が落ちてきてやけどなどをしたり
するので、揺れが収まるのを待ちましょう。
● 食器棚や冷蔵庫が倒れてくるだけでなく、中身が飛び出してくること
もあるので注意しましょう。
● コンロの近くの場合、調理器具が滑り落ちてくる場合があるので、
コンロの近くから離れ、揺れが収まったら落ち着いて火を消しま
しょう。
● 揺れを感じて自動的にガスの供給を停止するガス漏れ遮断器(ガスマ
イコンメーター)がほとんどのご家庭に設置されています。特性や使
い方を十分に理解しておきましょう。

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